Apple正規サービスプロバイダと⾮正規店の違い
Apple正規店と⾮正規店の違いは?
ここ数年、街中のいたるところで見かけるようになったiPhoneの修理屋さんですが、その大半は「非正規店」と呼ばれるお店です。反対に正規店(アップルサービスプロバイダー)と呼ばれるのはアップルストアを始めとした大手家電量販店や大手携帯電話販売ショップなどです。
正規店と非正規店の違いは単純に言うと「アップルから認定されているかいないか」という違いです。アップルが定める修理ノウハウに関して、トレーニングを積んだスタッフが正規の部品や正規の修理方法で修理することができるかどうかアップルから認められれば正規店として営業することが許されます。他にも公表されていない審査項目が多くあるとされています。
アップルの正規店と非正規店の具体的な違いは大きく分けて「部品、データ、料金、待ち時間、保証」の5つです。これらの違いを以下のメリット、デメリットと合わせて詳しく解説します。
Apple正規店のメリットとデメリット
Apple正規店のメリット
ⅰ. 信頼
正規店はアップルからの認定を受けているため非正規店と比較して信頼度が違います。いい加減な修理や、再修理の可能性など心配ごとをする必要はないことは大きなメリットです。
ⅱ. 純正部品
正規品は修理の際に純正部品を使用します。そのため修理に使用した部品の不具合などの心配をする必要がありません。非正規店は純正部品以外の物を使用することもあり、部品の信頼性が劣ります。
Apple正規店のデメリット
ⅰ. データが消える
正規品では故障部分が故障箇所以外にも影響を与えていないかどうか一度リセットしアクティベーションを行います。そのためデータが全て消えてしまうのはデメリットです。ただし事前にバックアップを取ることで解消することは可能です。
ⅱ. 時間がかかる
アップル認定の正規店ではとにかく待ち時間が長いです。多くの人が訪れ、1件に対する時間もかかるため待ち時間の覚悟が必要です。郵送修理の場合は1週間以上かかる場合もあります。
ⅲ. 修理代金
正規店では純正部品を使用したり、特別な技術を積んだ技術者が担当するため自然と修理価格は高くなります。技術が確かな分、価格は高めです。
⾮正規店のメリットとデメリット
⾮正規店のメリット
ⅰ. データが消えない
非正規店の修理は故障箇所のみを直すためほとんどの場合、データはそのままで修理してもらえます。バックアップをしていない時などにはとても助かるメリットです。
ⅱ. 待ち時間が短い
非正規店は正規店よりも混雑していることが少なく、修理の程度によっては1時間程度で直ることもあります。また多くの非正規店では事前に予想待ち時間の案内をしてくれるため時間のロスを防げます。
ⅲ. 修理代金
非正規店は必ずしも純正部品を使うわけではないため、部品代を安く抑えることができます。その結果、修理代金を下げることができます。
ⅳ. 保証
非正規店はすべてのお店ではないものの独自保証を用意しています。そのお店で修理後3ヶ月は動作保証をしてくれたり様々です。正規店ではAppleCare+に加入することなどの条件があります。
⾮正規店のデメリット
ⅰ. 信頼
非正規店はアップルから認可されていないため、未熟な技術やいい加減なサービスなど不透明な部分が多いのが実情です。
ⅱ. 純正部品ではない
非正規店は純正部品ではない部品を使うため安く済むのですが、その分、粗悪品の可能性も含まれています。交換した部品が原因で再修理することはよくあることです。
ⅲ. 保証の対象外になる
非正規店で修理をした場合、AppleCare+や携帯電話会社の保証サービスの対象外になってしまう可能性があります。多くの保証内容は「iPhoneを分解」した時点で保証の対象外になります。非正規店で修理した場合、一度分解したことになるため保証外になってしまいます。
まとめ
アップルの正規店と非正規には大きな違いこそないものの、やはり細かい点では違いがあります。これらのメリット、デメリットを比較して自身にとってどちらが最適かを選ぶようにしましょう。
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